こんにちは、医療安全委員会です。今回は「医療安全」とは何かからご説明させていただきます。そもそも安全とはどういう状態なのでしょうか?
様々な定義があるとは思いますが、安全規格の基準によるものでは、「人への危害または資材への損傷の危険性が許容できる水準に抑えられている状態」とあります。「状態」とはある時点でのことを指すため、安全とは極めて動的な(移ろいゆく)ものと言えます。
安全の対極には危険が存在し、危険もまた動的なものと言えるでしょう。医療の現場では安全だけではなく、危険な場面や状況が存在、発生していきます。その常に移ろいゆく安全をいかに保つか、危険をいかに避けられるかが医療安全であり、そのために様々な対策を講じます。
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