「動揺してしまった時の対処法」 心理室
- 医療法人髙仁会川口病院
- 4月28日
- 読了時間: 1分
こんにちは。心理室です。
前回は、動揺してしまった時の対処をするために、その時のことについて意識して思考を整理することをお伝えしました。その整理した思考内容についての検証についてお話しします。
以下のように動揺した時のことについて整理したとします。
(例)状況:上司から話をしたいと言われた。
感情:緊張、困惑
思考内容:上司は私の仕事をまずいと思っている。
この思考内容に対して本当にそうなのか疑問を投げかけてみましょう。それにより、合理的な見方や考え方を学んでいくことが出来ると思われます。
続いては、行動しながら思考内容を検証していきます。「私はずっと○○できないだろう」などと、未来の予想をすると物事を避けようとするでしょう。しかし、あえて避けないことで予想があっているか検証できます。思考内容を扱うことも大切ですが、行動を変えるのも重要なのです。
次回は、回避行動の克服についてお話しします。
Comments