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  • t-fukumoto77
  • 2021年1月25日
  • 読了時間: 2分

『豆』

こんにちは、薬局です。 今回は、2月2日(火)に迫った節分にちなんで、「豆」についてお話します。

節分の豆まきに使われる大豆は、筋肉のもととなるタンパク質や、エネルギー代謝に関わるビタミンB群、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンの他、カルシウム、鉄分、食物繊維なども豊富に含まれており、健康維持に欠かせない食材です。 その栄養価の高さや健康増進作用などから、大豆と同じマメ科の多くの植物が生薬として用いられています。

・カッコン(葛根):マメ科のクズの肥大根 葛根湯の主薬であり、頭痛や肩こりなどの風邪症状、筋肉の緊張、口渇(口の渇き)、下痢などに用いられます。

・カンゾウ(甘草):マメ科のウラルカンゾウやスペインカンゾウの根 腹痛、下痢、動悸、腫れ物などに用いられています。数多くの漢方処方に配合されておりい、他の成分の効能を高めたり、毒性を緩和したりする効果もあります。

・センナ(番瀉葉):マメ科のセンナの小葉 緩下、苦味健胃作用をもち、便秘, 腹満, 腹痛, 腹水に用いられます。

・ケツメイシ(決明子):マメ科のエビスグサの成熟種子 音楽グループの名前として有名ですが、目の充血や疼痛、高血圧症の頭痛、便秘などに効果があります。

冷たい風の吹く日が続いていますが、豆を食べて寒い季節を乗り切りましょう。

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