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認知矯正療法 参加メンバーのNEAR効果

『参加メンバーのNEAR効果』

今回は、参加メンバーのNEAR効果をご紹介します。当院では、5名の小グループで行っています。顔見知り程度だったのが、お互い挨拶もなく、個々にプログラムに参加するという雰囲気から、少しずつですが、コミュニケーションも向上しています。

それは、言語セッションでの話し合いをすることで、消極的だった方が、自信をつけ普段の日常生活でも挨拶なり会話をしている姿を目にすることが増えています。

現在スタッフ9名が週替わりで参加メンバーとともに、課題セッション、言語セッションに関わっています。言語セッションが苦手意識のある参加者が、少しでもリラックスできるようカードゲームを取り入れたりすると、発言がスムーズになったり、スタッフからたわいない話を振ったり、他のメンバーも会話に参加できる雰囲気作りを心掛けています。

受動的に参加している意識から、NEARがコミュニティの場であり、おまけに認知機能を鍛える場という認識へ変わることで、メンバー同士で共感でき、学習向上になっています。いわば、NEARは職場のような雰囲気を体験しているのです。認知機能トレーニング専用のソフトでの攻略もメンバー同士で「こうしたらできた。」「じゃ、次の機会にやってみる」「このソフトのトレーニングでタイピングが早くなった」「やってみようかな」「難易度上げたら難しかったけど、楽しかったよ」こういったやり取りが徐々に増えています。

メンバー一人一人の生活行動が円滑に働き、自信をつけていることがうかがえる場面を垣間見ることがNEAR効果のひとつです。

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