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薬局 「抗精神病薬について」

こんにちは。薬局です。

薬局からは、精神科で使用する薬の説明を毎月少しずつさせていただきます。

中枢神経に作用し、心の働きに影響をおよぼす薬のことを向精神薬と呼びます。

神経は、中枢神経と末梢神経にわけることができ、目や耳、手足、内臓などから情報を送るのが末梢神経、それをまとめているのが中枢神経で、脳とせき髄からできています。

向精神薬は、狭い意味では、抗精神病薬と抗うつ薬、気分安定薬、抗不安薬を指しますが、その他に睡眠薬、抗パーキンソン薬、認知症治療薬なども向精神薬に含まれます。

ではまず、抗精神病薬からスタートします。

抗精神病薬には、・幻覚や妄想を和らげる・興奮や不安な気持ちを抑える・意欲の低下を改善し、気持ちを引き上げる・再発を予防するなどの作用があり、主に、統合失調症の治療に使われますが、双極性障害や認知症の不穏状態にも使用されます。

次回からは抗精神病薬の分類について説明します。

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