栄養士の豆・知・識
テーマ:「カルシウムは骨、骨(こつこつ)摂る事が大切」
カルシウムは人体にもっとも多く存在するミネラルで、成人で1kgです。そのうちの99%
がリンやマグネシウムとともに骨や歯を形成しており、残りの1%は血液や細胞に存在します。
カルシウムには骨を丈夫にする以外にも様々な働きがあります。
・丈夫な骨や歯を形成
・筋肉の収縮や支援
・内分泌位の活性化
・神経伝達(イライラの原因)
・血液凝固
カルシウムは1日、成人男性で800mg、女性650mgを目標に摂ることが大切です。
カルシウムは主に乳製品や子魚、大豆製品に多く 含まれます。これらを毎日、小まめに摂るようにしましょう。
(カルシウムを多く含む食品)
牛乳 220mg (コップ一杯)
ヨーグルト 120mg
チーズ 138mg (6pチーズの1個分)
豆腐 86mg (1/3丁)
納豆 90mg (1パック)
ししゃも 72mg (1尾)
干し海老 568mg (大さじ1)
しらす干し 52mg (大さじ2)
ファースフードやインスタント食品を食べる機会が多い人は上記の食品が不足していないか確認しましょう。
川口病院では牛乳と果物を固めて牛乳寒にして患者様に提供しています。甘くて冷たいので、食欲がない時やデザートにもお勧めです。
皆様も是非、お試し下さい。(レシピ参照)
(フルーツ牛乳寒の作り方)
(材料4人分)
・粉寒天4g
・水250ml
・牛乳300ml
・砂糖50g
・フルーツ缶小サイズ2個
(レシピ)
①缶詰の汁をきり、一口サイズに切ってバットに並べる。(バットを濡らしておく)
②水を沸騰させて粉寒天と砂糖を溶かす。(よくかき混ぜる)
③火を止めて、牛乳を入れ混ぜる。
④果物を並べたバットに牛乳を流す。
⑤冷やして完成。
牛乳が嫌いな人はバニラエッセンスを入れると食べやすくなります。
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