こんにちは。女子開放病棟です
ご入院されている患者様は、1人1人症状などが異なります。
どのようなプロセスで患者様に看護ケアをするか、日頃より悩みつつ対応しております。
患者様の悩みもスタッフ間で共有し日々、看護実践しております。
開放病棟では、患者様の状態やケアをする時間を大事にしています。
カンファレンスを通し1人1人の患者様を考え議論をする事もあります。話し合う事で患者様に対してより良い看護を作り上げ個別性のある対応ができるように日々取り組んでおります。
今回も看護の1場面をご紹介します。
統合失調症の患者様です。患者様は気持ちが落ち込み気味となり、食事を拒否し活動や行動することをやめてしまった患者様がいらっしゃいました。薬物療法ももちろん実施しましたが、職員は患者様に寄り添い、励ますことや強制することなく、患者様のペースに合わせて看護ケアを実施しました。すると次第に1人の看護師に対して心を開くように患者様が変わってきました。患者様の思いを聞き届け、寄り添うことの大切さ、このような症状で、看護師の声掛けにも反応しないくらいのつらい時期にも、私たち看護師の声が届いていることを実感しました。あきらめずに関係性を大切にすることの大切さも実感した出来事でした。
このように開放病棟では、患者さんとの関係性をまず第一にし、患者さま1人1人にあわせた看護ケアをすることを大切にしています。
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