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医療安全 「誤嚥/誤飲」

こんにちは、医療安全委員会です。今回は「誤嚥・誤飲」についてです。聞きなじみのない言葉かもしれません。分かりやすく言うと、食べ物などを飲み込む際に上手く行えないということです。

この「誤嚥・誤飲」という事故も様々な状況が当てはまります。

・他患者様の食事を盗ってしまう。

・食事介助をしていたら大きくむせ込んでしまう。

・洗剤を口に入れ、飲み込んでしまう。

・パンを食べていたが、窒息をしてしまう。

高齢になると嚥下(飲み込む)の力は一般的に落ちますが、精神薬の内服によってもその機能は落ちてしまいます。そのため、誤嚥・誤飲、そして、窒息に至るリスクは高いと言えます。

誤飲の事故を防ぐ対策としては、

・(口の中に入れて)危険となるものを患者様の近くに置かない

・食事介助をする際、姿勢を整えたり、介助するペースを考える。

・食事の形態を考え、調整する。

・食事の風景だけでなく、下膳などの状況も注意深く観察する。

窒息では死に至ってしまうこともあるため、非常に危険な事故と言えます。嚥下の状態もそうですが、食事を摂る環境なども観察、整えていくことが求められます。

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