こんにちは、医療安全委員会です。
今回は「薬剤」についてです。
精神科治療において、この「薬剤」というものは大変重要なものとなります。そのため、薬剤の事故というものは非常に危険な状況を生みかねません。薬剤の事故といっても様々存在します。
例えば、指示よりも多く薬を内服させてしまう過量投与、投与する患者様を間違えてしまう誤薬などがあります。これらは患者様にとって非常にリスクが伴うものであるため、もし事故を起こした場合、早急に対策を立てる必要があります。
その他には、配薬ケースに薬が出ていなかった、2つの薬の袋が上手くホチキス止めされていなかったというような事故もあります。
薬剤の事故を防ぐ対策としては、
・焦って業務に取り組まない(他の業務を並行して行わない)
・一人の目だけでなく複数の目で確認する
(“合っているだろう”ではなく、“間違っているかもしれない”という意識で行う)
・同性や似たような漢字を用いている患者様の場合、ケースの場所を離す、工夫する
これらの対応を取るだけで多くの事故が未然に防げるでしょう。薬剤の重要性を念頭に置き日々の業務に取り組んでいきたいと思います。
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