ペプロウ看護論の第2弾は、『不安』についてです
ペプロウは不安の定義として、「ストレスに反応して生み出されるもの」と定義しています。
不安には次のような特徴があります。
①一種のエネルギー ②直接観察することはできないが感じ取ることができる ③対人関係の中で伝達されやすい
患者様は、日々の行動から不安を多く抱き、症状や言動として表れます。
不安を抱く
↓
不安がエネルギーとなる
↓
多弁・多動・暴言・自傷行為
また、不安は伝達します。
患者様は他者の不安を自分のことのように感じとることがあります。
大事なことは、患者様が抱える不安を軽減することです。 表情が暗い、いつもと様子が違うなど、患者様を注意深く観察します。 時には、お話を伺い、つらい気持ちに共感をしめすことで、患者様に寄り添います。 日々の関りで、変化を早期に発見し、対処することが大切になります。
前の記事 今月の特集【ペプロウ看護論】①
Kommentare