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ペプロウ看護理論について 第4項

ペプロウ看護理論について2019.05

看護理論を語るうえでの看護とは?について。国家資格である看護師及び准看護師資格を取得し様様な現場において看護職に従事している方たちは、おそらく日々「私たちは看護師です。より良い看護の提供を目指しています。」と、看護業務に取り組んでいることと思います。大きい書店に行けば、医学、看護、介護と分類され書籍も並んでいます。この項を担当した筆者も1項で看護とは科学である云々と申しあげましたが、では、その看護とは何でしょう?看護と介護の違いは何でしょう?昔何かの授業でおそらく学びました。あえておさらいです。ここは先ずネット検索ですが、看護とは個人や家族、地域社会が最大限の健康を取り戻し、できる限り質の高い生活ができることを目的とした支援活動とありました。ちなみに介護とは、障害者の生活支援をすること、あるいは高齢者・病人などを介抱し世話をすることと載っています。あらためて、文章に転記し読み返してみるとなかなかな重責を感じます。繰り返しになりますが、看護とは生活を営む者全てが対象となり、支援、介抱、お世話など、これらの介入も全て含まれ、かつ、それらの活動は最大限、もしくはできる限り質の高い生活ができることを目的としているということです。筆者が重責を感じるのは、対象者は「人」であるということと、その対象者が可能な限り健康で質の高い生活を営めることが目的という壮大な意味合です。「人」と健康を題材に係わるとなると肉体と精神についての知識が必要であり、目的達成のための指針が必要になります。それが看護理論である。納得でしょうか。

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