こんにちは。薬局です。
いまインフルエンザが大流行しています。
インフルエンザの治療薬が不足しているというニュースも報道されました。
皆様、予防対策は万全でしょうか?
予防対策の中心である、インフルエンザワクチンの効果を改めて確認しましょう。
ご存知の通り、インフルエンザワクチンは、「接種すれば絶対にインフルエンザにならない!」という物ではありません。
①感染後に、発熱等の症状が現れる可能性を下げる効果
②症状が重症化することをを防ぐ効果
を持っています。
「予防接種したのに、インフルになっちゃった!」という経験がある方も、もしかしたら症状は軽めで済んでいたのではないでしょうか?
もちろんメリットばかりではないのも事実です。
最も多いのは、注射した部位に腫れや痛みが出る例。
発熱や寒気、だるさなどの症状も5~10%の方に起こるとされています。
まれに、じんましんやアナフィラキシーショックといったアレルギー症状が出る場合もあり、注意が必要です。
年齢や体質等を考慮し、判断が難しい場合には医師に相談しましょう。
もちろんワクチン以外にも予防法はあります。
・十分な手洗い・うがい
・適度な加湿
・休養とバランスのとれた食事
・人が多い所への外出を控える
・マスク着用
これらの方法は、インフルエンザの予防に有効です。
流行シーズンは12月~3月と言われていますが、最近は4月以降に流行ることも。
油断することなく、感染予防を徹底しましょう。

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