こんにちは、アフター5担当です。アフター5が開催できていないため、今回も学びという側面から記事を書きます。 先日、アウトリーチを行っているスタッフに同行しました。アウトリーチとは、専門職(精神科医、看護師等)がチームを組み、保健所と連携して訪問型の支援を行うものです。元々は医療や福祉サービスに繋がっていない地域生活を営む方のお宅を訪問し、それらサービスに繋げていけるよう必要性を伝えていくのです。 今ケースではアウトリーチで関わり、既に医療に繋がっているお宅の訪問でした。私は以前からその方と関わりがありましたが、ご自宅、生活の場を訪れるのは初めてでした。穏やかに迎え入れられ、最近の様子などを伺いお宅を後にしました。病院に戻る際に同行したスタッフから、食器や洗濯物の片づけ具合やごみの状況などを視界に捉えており、それらの状況の分析からまずまず生活が保てているようだと話していました。話の内容やご本人の表情などだけでなく、生活風景からも情報を取り精神状態を把握していくのだということを学びました。支えるということは病院や外来での治療だけでなく、地域に赴き予防的な観点での支援というものも重要であると改めて感じました。
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