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「飲酒や喫煙が薬の効果に及ぼす影響」

こんにちは、入院相談係です。


今回は飲酒や喫煙が薬の効果に及ぼす影響についてお話ししたいと思います。


一般的な内科の薬でも、お酒を飲みながらの内服は禁止されています。血中で薬効が増強してしまうからです。その中でも、扱いが繊細な向精神薬は特に飲酒との相性が悪く、錯乱や幻覚、震えなどを起こすことがあり、最悪の場合、呼吸困難や意識消失など命に関わります。

そして逆に、喫煙は薬の血中濃度を低下させるため、薬が効きづらくなります。特に抗うつ薬や抗不安薬、抗精神病薬(統合失調症の薬)は、50%と効能が半減することも。日本における統合失調症患者は、そうでない人と比べて約2倍の喫煙率が報告されており、注意が必要です。

飲酒や喫煙は、それをしている期間はもちろん、やめてしばらくは身体に影響が残り、薬の調整に難航します。飲酒や喫煙をされている場合は、医師とよく相談し、安全に正しく服用できるようにしましょう。


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