こんにちは。今回はバリデーションの非言語的テクニックをご紹介します。
ミラーリング
認知症の方の真正面に向き合い、動作や感情を鏡のように映し出す方法です。表情・姿勢・呼吸を合わせます。子供のために編み物を昔よくやっていた方が、ものを編む仕草をしながらお話しされている場合には、その動作を映し出してみてください。認知症の初期段階の方に多く使うと、馬鹿にされていると思われるので避けます。
タッチング
バリデーションには、目的を持って認知症の方に触れる「アンカードタッチ」という方法があります。スキンシップで相手の感情により沿い、話の内容に応じていくつかのタッチの方法があるようです。
「母のタッチング」…手のひらで頬をなでるのを繰り返す。
「父のタッチング」…頭頂部から後頭部を丁寧になでおろす。
「子のタッチング」…首の後ろを指先でなでる。
「友のタッチング」…肩を包み込むようにし、上腕部へなでおろす。
音楽を使う
誰しも、心に響く音楽というものは必ずあります。その方の感情に合った音楽を見つけて一緒にハミングします。
低いはっきりとした愛情のこもった声で話す
高齢になると、高い声より、低い声の方が聞こえやすいと言われます。
そして、どんなに忙しくても、ゆっくりはっきりと優しくお話しましょう。
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